ゴルフ人気がコロナ禍で復活してきています。特に3密を避けることができるスポーツ(遊び)として、若者の間でも人気が高まっています。
しかし御存知の通り、ゴルフは初心者には敷居の高いスポーツです。
初心者の若手ゴルファーが100切りをするまでにどの様な壁があり、どうやって切り抜けたら良いのでしょうか。
初期投資 道具を揃えるのに費用がかかる
まずは初期投資にお金がかかります。クラブにウェアと靴、ボールなどの消耗品。すべて揃えるのは新品なら勿論、中古品でもある程度のコストが発生します。
最近は無料ゲームなどお金をかけずに余暇を過ごすことは難しくないのに、コストを掛けて始めたのに続かなかったらと思うと躊躇しますよね。
ただ考え方を整理して、できるところまでやってみるのは如何でしょうか?
最初は中古のクラブさえあれば、練習は始められます。ドライビングレンジに行くだけならば、靴はスニーカーで十分です。ウェアは普段着。あとはグローブぐらいではないでしょうか。グローブは中古では買えないので、1000円ぐらいはかかりますね。もしも続かなければ、中古クラブは知り合いやショップにリセールしてしまいましょう。
車が無いと練習にもいけないかも
以前と違い都会で暮らす家には、車がありません。大きなゴルフバックを担いでゴルフ場や練習場に行くのに、車が無いと難しいんじゃないかと心配される方が多いと思います。しかしドライビングレンジに行くのであれば、クラブはドライバーを含めて2~3本持って行けば十分です。上達のためにスクールに通うことになっても、3~4本持っていけば十分ですし、無料でクラブを貸し出してくれるスクールもあります。
いよいよコースデビューとなっても、宅急便でクラブを予め送っておけば問題有りません。電車で最寄りの駅まで行けば、クラブバスが迎えに来てくれるコースは少なく有りません。最近の高齢者プレイヤーの場合は、自動車運転免許の返納がすすんでいるので、電車で通っているベテランゴルファーが少なく有りません。渋滞や事故の心配も無いので、むしろ便利と言えるでしょう。
練習する時間がとれない
これが一番切実な問題かもしれません。人によって事情が違うので、一概には言えませんが、努力と工夫が必要になりそうです。
ゴルフは上達までに時間がかかるスポーツです。
初心者が100を切るようになるまでには、ある程度の時間を使って練習することが必要です。仕事が忙しい中で、少しぐらいコストを掛けても上達したいということであれば、駅近のスクールか練習場を探すと良いかもしれません。今はチケット制のところも多く、会社帰りの時間ができた時に寄れるような場所に探すといいでしょう。
あまりコストを掛けたくないのであれば、ゴルフが上達する自宅でできるアプローチ練習法をご参考に。
ゴルフ友達を作ろう
できれば練習友達がいるといいですね。お互いに励みになり刺激になるので、友達を誘って続けることができるととても良い環境になります。初心者同士でも今はYou Tubeなどに良いレッスンが多くあり、スマホのアプリなどでスイング解析もできますので、お互いに撮影しあって練習後に分析することができます。女性同士でも十分に続けることができます。
良いコーチがいない
それでもスクールに通うと、コストと時間がかかります。また、コーチによって教え方に差があり、自分に合わないと感じるコーチもいるものです。そういう時はスクールに言って、コーチを変えてもらっても良いと思います。お金を出している顧客なのに、初心者だからと遠慮してしまってはいけません。コーチの質も玉石混交です。そして相性も必ずあります。ゴルフの腕が上がるに従ってコーチの良し悪しも見分けがついて、上級者ほどコーチを選びます。自分のスイングに合うコーチに出会える時がきっときます。
コーチに習うと明らかに上達するものです。あまり上達が実感できないのであれば、コーチを替えてもらいましょう。上達させるために的確なアドバイスがすぐできないのであれば、意味がないですよね。
よくあるケースで初心者だから結果が出なくても、仕方がないと考える人もいますが、それは違います。納得できなければコーチを変更しましょう。
オンラインレッスンもおすすめ
最近では家にいながら、レッスンを受けることができるようです。
スイング診断など無料でお試しができる物もあるので、どんどん初心者に優しい環境になっていきますね。
オンラインだから密も避けられるし、コーチの変更も気兼ねなくできます。
ゴルフは生涯スポーツと言えるほど、長く楽しめるスポーツです。
以前よりはコストも掛からなくなってきています。
最初の壁さえ乗り越えてしまえば、後はずっと楽しめますよ。