マスコミ球団の巨人にはファンの声が届かない。忖度で批判のない現状

既に常勝球団ではなくなってしまったジャイアンツ。かつて育成のジャイアンツという旗を立てていたころから、どれだけ進歩したのでしょう。FAや外国人による補強が機能しなくなっているのに、未だに育成に舵を切れないジャイアンツは、数年後の未来図が描けているとは思えません。長期的ビジョンが必要なGM職を置かずに、現場の責任者である原監督に多くの権限を与えている時点で、育成が十分にできるとは思えません。首位と大差のゲーム差がありながら、3位争いをしなければいけない時点で、育成に本腰を入れられるわけもなく、場当たり的な若手の起用が続くだけでしょう。

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ファンの声や批判が届かない巨人軍

ジャイアンツは読売グループの球団だけあって、大本営である報知新聞が批判的な記事を書きません。本来マスコミは球団の運営や首脳陣の采配に不備があれば、鋭く指摘する事が役割です。なんでもアメリカのマネをすることが良いとは思えませんが、ニューヨークのマスコミによる球団批判や首脳陣批判は本当に辛辣です。ニューヨークは大都市であり、球団も資金に余裕があるので、負けることは許されません。そのため、マスコミもファンも大変厳しい批判的な目を持っています。

ジャイアンツの場合は東京の人気チームで、資金量が豊富であることがヤンキースやメッツと似ている状況です。ただ、マスコミ球団であることから厳しい批判は大手マスコミからは発信されることは極めて稀です。報知新聞の動画を見ていると、大本営自らポジティブチャンネルと言って、忖度があることを暗に認めてしまっています。ジャイアンツのファンからは大変厳しい批判がコメントとして寄せられていることも認めていますが、取り上げられることは殆どありません。

また、大手メディアもジャイアンツに対して厳しいコメントを発信することはありません。これは多分余り批判的なことを書くと、取材に規制がかかってしまったりすることが原因でしょう。ジャイアンツ批判をするのは大手とはいえないメディアばかりですが、中には素晴らしい正論を発信しているケースも有ります。

選手や首脳陣に対しても大甘なインタビューが続き、答えにくいことを聞くメディアは、既に排除されてしまっていると言っていいでしょう。

政治家に対するインタビューではないので、これが認められてしまっているのかもしれませんが、もっと確信に迫ったインタビューをファンは求めていると思います。

敗戦監督のインタビューも放送してほしい

ジャイアンツの放送を見ていると、原監督のインタビューは勝ったときしか放映されません。DeNAの三浦大輔監督の場合は敗戦時にもインタビューが放映されているので、大きな違いだと思います。勝った時のコメントなどは、大体内容が分かっているので、負けた時こそ、敗因究明と今後の方針についてコメントしてほしいものですが、ここも大本営による情報統制がされていて、見ていて気持ちのいいものではありません。

首位に10ゲームも差がついているのに、勝ったときだけの笑顔が放送されていると、「この人、今の状況がわかっているのかな?」と思ってしまいます。もちろんそんな事はありえませんが、敗戦後の厳しい表情も放送してもらわないことには、ファンとの一体感は薄れていくでしょう。

バントミスは選手の責任ではなく首脳陣の作戦ミス

忖度による情報の統制は、ジャイアンツに限ったことではありません。辛辣な質問に答えられないこともあるとは思いますが、忖度による大甘なインタビューは、首脳陣やフロントの危機感が見えず、ファンのフラストレーションは溜まるでしょう。原監督が時折マスコミを通して選手批判をしますが、そんなことより首脳陣の反省を聞きたいと思うファンは多いと思います。

プレーするのは勿論選手ですが、責任を取るのは首脳陣です。バントのできない選手にバントを命じるのは、首脳陣の判断ミスです。フォアボールを連発する投手を大切な場面で起用するのも、首脳陣の指導不足と判断ミスです。

セカンドへの送りバントも決める技術がないのに、わざわざ一二塁にして難しいサードホースプレーのバントを命じているのは、首脳陣の指導不足、選手の能力の見極め不足と、何故マスコミは批判できないのでしょうか。

長打を求められている選手に、バントまで求めるのは、厳しい要求でしょう。バントが主な技量として要求される小兵の選手でさえ難しいバントを、当たり前のように外国人選手に求めるのは、選手やファンから支持されるのでしょうか?

秋広優人選手がバント失敗でへこむ姿は、ファンは見たくないでしょう。バントを失敗した翌日に必死にバントに取り組むよりは、バントを要求されない選手になるべく、長打力とミート力を必死に磨いてほしいと思います。

首脳陣は秋広選手に対して大成してほしいので、バントも要求しているのかもしれませんが、本当にバントが必要な大詰めの場面では、バント専用の選手に交代で良いのではないでしょうか。一般社会でも伸び盛りの若者に、将来不要な技能を求める年長者がいますが、そういった状況は、見ていてあまり気持ちがいいものではありません。

秋広選手には悔しかったら打ってみろとか、進塁打が確実に打てる技量を身につけろとか、そういった方向の指導はできないのでしょうか?そういった質問をマスコミにはしてほしいと思います。

バントを要求する首脳陣に、疑問をぶつけるマスコミや、ファンの気持を代弁するマスコミがもっと出てくれば、プロ野球はもっと盛り上がると思います。逆にファンの声が届かず、一体感が薄れるチームにはファンのフラストレーションが溜まり、人気は落ちていくでしょう。

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