トランプ氏アメリカ大統領に返り咲き 日本オールドメディアの赤っ恥

トランプさんがアメリカの大統領に就任することが決まりました。日本のオールドメディアは、何故かハリスさんを応援する雰囲気満々で、トランプさんの優勢が伝えられるたびに、雰囲気が暗くなってしまっていく始末。知性派を気取るコメンテーターほど、顔色無しといった状況で、明らかにハリスさん寄り、むしろアンチトランプという姿勢が明らかに見えるほどでした。

接戦ではなかった大統領選

日本のメディアは大接戦と伝えていましたが、実際はトランプさんの圧勝でした。しかしこれは番狂わせでもなんでもなく、アメリカの賭けサイトでは明らかにトランプ有利という状況が明らかになっていました。若い人たちやネットの情報を吸収している人たちは、日本のメディアのズレっぷりが良くわかっていますが、流石にテレビしか見ない高齢者も、今度の選挙に対する偏向報道には気がつくのではないでしょうか?

日本のオールドメディアはトランプさんのエキセントリックなところばかりをクローズアップしていましたが、ハリスさんに対するネガティブな情報は殆ど報じていませんでした。現地の報道や日本のネット情報では、ハリスさんの能力について疑問符がつくことは、当然の様に報じられていませんでした。

ハリスさんの政治家としての実務能力には、副大統領になった時からネガティブな情報が流れており、仮にバイデンさんが何らかの状況で辞任した時に、大変なことになるという論調がありました。

日本でもオールドメディア以外では、ハリスさんの人気は一時的なもので、すぐに人気が落ちるとの見方が一般的だったと思います。

アメリカの大統領選は候補が誰であれ、民主党にいれる州と共和党にいれる州がほとんどです。そしてそれ以外の州をスイング・ステートと呼び、大統領選の行方を決める事となっています。

今回はそのスイング・ステート全てでトランプさんが勝っており(ネバダ州とアリゾナ州もほぼ確定)、割と序盤からトランプさん優勢で開票が進んでいきました。にも関わらず日本のテレビでは大激戦と報じ、ニューヨーク・タイムズがトランプさんの勝利の確率が90%と報じると、一斉にトーンが落ちてしまうという偏向ぶりでした。

トランプさんを認められない人たち

トランプさんはエキセントリックな面もありますが、一方で大変な人気者でもあります。日本のオールドメディアで大統領選を解説したりコメントする人たちは、リベラル寄りの自称知性派が多く、これは日本のオールドメディアと相似形といっていいでしょう。理想を語る民主党はアメリカの外から見れば、知性あふれる人たちで日本のコメンテーターから見れば理解の範疇なのかもしれません。しかし実際に投票するのはアメリカで暮らす人たちです。今回の選挙結果の地図を見れば、ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴの周辺の大都市以外は殆ど真っ赤に染まっています。もっと言えば、東海岸と西海岸のお金持ち、その他の地域でも各州の都市圏は民主党が強く、周辺の農村部などは共和党が強いとはっきり傾向が出ています。

そして移民の受け入れに積極的な民主党の支持層は、実際には移民に職を奪われたりしません。また移民が住めるようなところには住居がなく、単純にいってしまえば、移民が増えても困らない人たちが民主党の支持層には多いと言って良いのかもしれません。

日本のテレビのコメンテーターたちの立ち位置も、移民に職を取られる心配はなく、移民が入ってきても給料が減ることは無い立ち位置の人たちでしょう。日本のオールドメディアのコメンテーターたちの住んでいる地区に、貧困に喘ぐ日本人は少なく、違法滞在する外国人もいないでしょう。そういう人たちがアメリカで移民の流入に苦しんでいる人たちの味方であるトランプさんを評価できないのは、当然の流れかもしれません。何故あれほどまでにtランプさんを熱狂的に応援する人たちがアメリカに多いのに、日本のオールドメディアはそこを掘り下げることをしなかったのでしょうか?トランプさんが勝利確実となった時に、日本のオールドメディアが敗色ムードに包まれてしまったのは、メディアとしてはあまりに未熟な姿だったと思います。

アメリカの民主主義は活きている

私は民主党にも共和党にも一定の強弱があり、それがアメリカの良いところだと思います。しかし、日本のオールドメディアは左寄り過ぎて、公平感が見られません。アンチトランプを隠さないコメンテーターは沢山出演しているのに、はっきりトランプさんを支持しているコメンテーターはオールドメディアには出演していません。こういった偏った姿勢は、今回のアメリカの大統領選で、顕になってしまいました。

公共の財産である電波を使いながら、このような偏向報道が好ましくないのは当然のことでしょう。

日本のメディアより、アメリカの国民は遥かに賢いことがこの選挙結果に現れていました。過去4年の民主党政治にNOを突きつけたのは、アメリカ国民であり、次の大統領選はまた違う結果が十分に起こりえることが、よくわかりました。

そして何よりアメリカの国民はメディアに流されることなく、自分たちで考えて投票できる人たちです。

日本の国民は果たして何から情報を得ているのでしょうか?

いつまでオールドメディアの言うことに大きな影響を受けてしまうのでしょうか?

目を覚まさなければいけないのは、とっくに大衆から見透かされているオールドメディアかもしれません。

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