ゴルフの会員権を購入後に考えてみなければならない事の一つに、メンバーロッカーの契約の必要性があります。ゴルフ場によって違いは多少あると思いますが、年間2万円程度でメンバーロッカーを借りることができるゴルフ場が多いのではないでしょうか。私は入会と同時に申し込みましたが、正式なロッカーは1年待ちで、キャディバックだけが入る小さいロッカーを最初は借りていました。ここではメンバーロッカーのメリットとデメリットを、プレイスタイルも踏まえて考えてみたいと思います。
ゴルフドゥ!オンラインショップメンバーコースに年間何回訪れるのか
メンバーになってもゴルフ場に訪問する回数は、メンバーさんによって様々です。まだまだ現役世代で取引先や会社のコンペ、友人のホームコースなど自分のコース以外のゴルフ場を回る機会が多い時は、メンバーロッカーは必要性が薄いと思います。私の友人の中には、全く同じゴルフセットを2つ購入して、一つはメンバーロッカーに置いたままという人もいますが、そういう方は特別です。
滅多に外のコースへは行かずに、練習もメンバーコースで行うようであれば、メンバーロッカーは便利ですが、基本的には必要ないと思います。
- メンバーロッカーのメリットが多い現役世代
ただ、現役世代の中には練習をする時間が殆どなく、本番ばかりでほとんど毎週プレーする場合は、メンバーロッカーはメリットが大きいと思います。たまに他のコースに行く時は、メンバーコースでプレーした後にゴルフ場から往復宅急便で、次のゴルフ場に送ってしまえば、その次のラウンドにはメンバーコースにキャディバックは戻ってきます。ゴルフ場によってはそのような対応を嫌がるところもあるかもしれませんので確認は必要ですが、メリットは大きいと思います。
車を持たない場合
この場合は判断が難しくなります。宅急便でキャディバッグを送るとなると、往復で3000円程度はかかりますので、7回で2万円を超えてしまいます。最近はクラブバスが充実しているゴルフ場が増えて、運行本数も多いので電車での来場がとても便利です。ゴルフ場によっては翌週もプレイする予定が入っている場合は、キャディバックを預かってくれるところもあります。その場合は節約できますが、基本的にはメンバーロッカーは、お値打ちとなるのではないでしょうか。
私は電車も車も使いますが、双方ともメリット・デメリットがあり、使い分けている状況です。電車は冬の寒い時期などは、とても不便ですが、時間が読めるのが大きなメリットです。また、帰りの電車ではうたた寝などをしてしまいがちですが、結構幸せを感じてしまったりします(笑)。渋滞がなく、電車の遅延が発生しなければ、プレイの後の予定も立てることができるので、メリットは少なく有りません。
将来のことを考慮に入れましょう
生涯スポーツとして存在感を増しているゴルフですが、いつか運転免許証の返納を考えなければならない時期が来るかもしれません。また、現役を終えた後は、車での来場よりも平日の電車のほうが便利になってしまうケースもあります。ライフステージの変化に伴って、メンバーロッカーのメリット・デメリットは大きく変わります。その時の状況に合わせてロッカーを契約すればいいと思いますが、問題は契約したい時にロッカーの空きがあるかどうかです。メンバー全員のロッカーを確保しているゴルフ場は一般的には考えられませんので、すぐに契約できないケースが考えられます。私のコースは今でも1年以上は待つようです。必要な時に契約できなケースもあり、将来のプレースタイルも顧慮に入れて、早めに手を打っておく必要はあると思います。
高齢のプレイヤーは増える一方ですので、電車での来場者は増える傾向にあるのは間違いないでしょう。先日ラウンドしたメンバーさんは、家族に自動車免許の返納を強要されて、泣く泣く返納したのですが、メンバーロッカーの空きがなくて、大変困っているとのことでした。必要な時に契約できずに不便になり、ゴルフ場から足が遠のいてしまっては、会員権の価値が半減してしまいます。少しだけタイムラグも考えて、メンバーロッカーの契約を考慮するべきだと考えます。
その他のメンバーロッカーのメリット
メンバーロッカーに収納しているもの
さほど大きなスペースではありませんが、キャディバック以外に私は次のものを収納しています。ご参考まで。
- 予備のクラブ(ドライバー・パター)
- 予備のシューズ(雨天の場合や急な破損のため)
- 予備のボール(キャディバッグの軽量化のため)
- 予備のグラブ
- 安物のブレザー(急に入用になるケースがあるので)
- レインウエア
- 季節の変わり目のゴルフウェア(ウインドブレーカーなど急な天候の変化のため))
- ラウンド用の帽子
- サングラス
- 日焼け止め
- 爪切り(爪の長さやささくれなどが結構気になります)
- 歯ブラシ(歯間ブラシなど)
- 絆創膏
- サポーター
- 予備の着替え
- 整髪剤(ラウンド後に予定があるときのため)
結構便利に使っています。
使用料の節約
ロッカーを都度使えば、300円程度の使用料を払わなければなりません。メンバーコースに多く通うようであれば、かなりの部分を回収できることになります。一考の価値があると思います。
ライフスタイルやプレイスタイルの変化は必ずやってきます。先を見据えた用意も必要ですよね。